Shuichi Machimoto

私の作品集。 (注。全て私が撮影、創作したものです)

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

思い出。それは儚い。私は何を見ているのか。いつかで見た景色。これから見る景色。それらは全て大切な思い出となるのだろう。

猫。野良の意地。俺は生きている。一人で。たった一人で。生きているのだ。

陰影。表層の風景。ふと足を止めると光と影が見えた。希望が見えた。私には明らかに。希望が。

屋根。陰影の矜持。午睡の夢。それはモノクロームの声。一人で生きたいと私は思うのだ。

水面。公園で。景色の本懐。赤と青のコントラスト。それは木々の残り香。

月。見渡すもの。見上げるもの。古来にあって古来にない。魅惑の月。

道路。近隣の景色。いつも見る風景。しかし時折魅力的に思う。季節の変わり目。何を写す?

風景。原風景。其処は悲しみか現か。桜花の誇る季節に。密やかに旅立つのだろう。

光と影。散文的な。希望がある。其処には儚げな想いが。確実にある。

陰影。詩的なメロディ。表に現れるもの。それは光か影か。どちらにせよ、俺には関係がない。

池。土手の近く。日常から生成する。高みにもいかない。底辺にも落ちない。そういう季節もあるという。

池。市内。季節や憧憬を超えて。見たい景色がある。見せたい景色がある。

花。シクラメン。萎れる。その瞬間までが。生きるという事。

風景。何処となく見る。木の矜持を。見る。密やかに。見るのだ。

花。白は清廉の色。想いは届きますか。君に。この花の息吹きが。

花。番(つがい)のように。一期の縁と人は云う。一会であって去る。貴方に届くように。

花。咲き誇るもの。一輪の意地。生命の賛歌。此処で咲くと、俺は決めたのだ。

花。悠然と咲くもの。絢爛と知れ。己が褥(しとね)の在処まで。咲け。鮮やかに。

雫。流れるもの。それは人のように。耐えるのか。涙が流れるように。耐えるのか。

雨。水の連弾。意思の表明。落ちることで登るのだ。俺たちは何処までも。

彼岸花と蝶。生きるもの。絶えるもの。連鎖して、紡ぐ。

貌。固有の色香。静寂。悲しみ。寂しさ。全ては貌に終着する。

猫。前を見つめる。見据える。その先には何があるのか?見通す視線には微塵の影もない。

卵。記憶の継承とは何か。自答せよ。想いは何れ。

風景。鴻巣市の公園。桜の姿は何を写すのか。静と動。死と生が逢瀬を重ねる。

静物。人を撮るように花を撮る。美を認識する。其処に嘘はないと、信じる。